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「食い逃げされてもバイトは雇うな」なんて大間違い 禁じられた数字〈下〉 (光文社新書)

「食い逃げされてもバイトは雇うな」なんて大間違い   禁じられた数字〈下〉 (光文社新書) image 著者山田 真哉
価格735 円
ISBN9784334034375
出版社光文社
出版日2008年2月15日
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カスタマーレビュー (全 39 件 平均評価:)

よい出来映え    評価:
 前作(上巻)は今ひとつだと感じましたが、今回は今までの総決算といった感じでよい出来映えです。  ちょっとしたクイズあり、ストーリー形式の読み物もあり、実用的。。。。などなど以外と工夫された構成で3作の中ではもっとも力を入れて作られていると感じました。  巧妙に世論を操作する数字の騙しのテクニックを公開し、賢く生きる知恵を授けてくれるよい本だと思います。 さおだけ屋や上巻が今ひとつだったという方にもお勧めします。

1時間半で読了    評価:
「食い逃げされてもバイトは雇うな」の続編。 (上)と銘打っておいて、(下)では、なんと 「大間違い」とのたまうか。 2月に出ているのは知っていながら、買ってなかったんですが、 5月に帰った際に、他にもいろいろ買った勢いで、 買って帰ってきました。新書コーナーに立ち入っちゃったので。 前作では「数字を使いこなす」ことを説いていたのに対し、 本作では「数字に騙されない」ことに力点を置いて書かれています。 当然といえば、当然ですよね。 誰かが、数字を使って、効果的に相手に訴えかけても、 その裏に残されている本質的なものは変わらないわけです。 宝くじが日本一当たる売り場は日本一売れている売り場なわけで、 確率としては、一緒なわけです。 山田真哉が上下巻2冊に分けて、間をおきながら言いたかったことは、 数字を効果的に使いながらも、その裏に隠された本質的な意味を捉え、 複数の視点を持つこと。そういうことでしょうね。 だとすると、前作のときにうちの総経理が言った、 「当たり前のことを書いているだけ」という言葉は、 やっぱり当てはまるかなとも思ったりして。 でも、まあ、そんな当たり前のことを簡単な言葉で 新書にまとめているっていうことで、評価に値するんでしょうね。 筆者の狙い通り、読了にはだいたい1時間半くらい。 サラリーマンの出張の暇つぶしにはいいですね。

会計とビジネスはイコールではない    評価:
上巻では数字の持つ魔力について語った著者だが、下巻では数字だけでは語りきれないビジネスの世界に切り込む。 著者も記すとおり、「会計ができる」というイメージは「ビジネスに強い」というイメージに繋がりがちというのが一般的なところでしょう。 しかし、皆さんも周囲を見ればわかると思いますが、会計や経理に強い人がビジネスに必ずしも堪能なわけでもないし、優秀な経営者と呼ばれる人が皆が皆会計を専門としているわけでもありません。 そこで著者が言うのは「会計は科学、ビジネスは非科学」ということです。公式通りやれば誰がやっても同じ結果が出るのが科学つまり会計、同じ条件でも人によって全く違う結果が出るのがビジネス。 会計はビジネスに必須であることは確かなのですが、それがすべてではないということです。 下巻でも数字の魔力について多くが語られています。それは数字に踊らされないセンスを身につけ、真に合理的な志向をするためのツールです。決して数字が読めればそれでいいというものではないのです。 計画主義・会計進行といった世間の常識と真っ向から向き合って数字を扱うための真のセンスについて記した本書は軽めの文体とは裏腹に非常に示唆に富む内容となっています。また、内容だけでなく、上巻を全否定するタイトル、小説風のケーススタディと読者を引きつけるための工夫も怠りません。この辺りも手にとってもらうための「妙手」といえるでしょうか。

タイトルは反則だが、たたみ方は巧い    評価:
「食い逃げされてもバイトは雇うな」の副題が「禁じられた数字(上)」と書かれているのをみて「おやっ」と思った人は多いはずです。この本のどこにも「禁じられた数字」は書かれていない。 本書の副題は「禁じられた数字(下)」で、第1章から「禁じられた数字」が出てきます。四つパターン別に紹介されていますが、要するに「人の判断を迷わす数字」のこと。興味深いのは、悪気があるかどうかは別にしてマスコミにもよく出てきますね。 第1章がわかれば、第2章、第3章はたやすく理解できるでしょう。一言で言うと、数字だけで判断する人が陥る罠のこと。まさに上巻の「正反対」です。 第4章からがいよいよ核心です。「数字を読まなければだめ」ですが、「数字だけで全てを判断してもだめ」なんです。両者は相反する事が多いのですが、「二者択一」ではなく「一挙両得の第三の手を打て」ということです。ラーメン屋の場合は「バイトを雇っても、食い逃げを見張らせるだけでなく、他の仕事もやらせろ」となります。よく考えれば「当たり前のこと」です。この章には読者へのクイズも載っていますが、全問正解した人はいないのでは? もっとも全問正解できればこの本を読む必要などありません。 終章は「結論」というより「この本の総復習」です。 この本に書かれていることに「間違い」はありません。ただ、この本の内容が理解できても「普通の人はビジネスの世界で応用がきかない」から大成功できないのです。 上巻に星四つを書いたからには、星五つといきたいのですが、「タイトルのつけ方が反則気味」なので、あえて星をひとつ減らしました。

3部作の中で一番良かった    評価:
著者の前作「さおだけ屋」「食い逃げされてもバイトは雇うな」よりも 数段良かった印象があります。 特にビジネスの考え方でビジネスは二者択一ではない、「妙手を打て」は 素直に納得。会計は科学、ビジネスは非科学は当たり前のようなことだが、 意外と気がついていないことです。ビジネスは数字だけで説明し、割り 切れるものではないですから目から鱗でした。 ストーリー仕立てのエピソードは概して読みやすいです。費用対効果、減 価償却の考え方等も参考になりました。

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