書籍情報
![]() |
著者 | 高巌 |
| 価格 | 903 円 | |
| ISBN | 9784532108892 | |
| 出版社 | 日本経済新聞社 | |
| 出版日 | 2003年12月13日 | |
| Amazon.co.jpで詳細を確認・購入 | ||
カスタマーレビュー (全 4 件 平均評価:
)
・コンプライアンス体制構築の指南書。 評価:
コンプライアンス関連の新書の中で老舗的な本書は、コンプライアンス・プログラム構築に計画から体制の構築、教育、コンプライアンス運営の確保・維持を丁寧に教えてくれる書である。まずは行動規範を作りたい、コンプライアンス・マニュアルを作らねば、と考える企業の担当者はこの書が役立つはずだ。つまり企業で新たにプログラム構築を目指す、という観点でかかれている。今回同時に「わかる!コンプライアンス」(PHP新書)、「会社コンプライアンス」(講談社現代新書)、「企業コンプライアンス」(文春新書)も読んでみたが、それぞれ狙いや切り口が違い、いずれもそれなりに面白く参考になった。
・コンプライアンスの重要性 評価:
本書を手に取った理由は、「なぜ最近になってコンプライアンス徹底が声高に叫ばれるのか」という問題意識からだった。本書はその回答を見事に与えてくれたと思う。企業経営を取り巻く環境の変化から言及し、コンプライアンスの重要性およびその計画実行について具体的にわかりやすく記述されていた。特に「小さな政府を前提とした行政の事後チェック能力を高めるため、企業自身に違法経営を徹底する体制を敷くことが必要になった」ことと「コンプライアンス経営にとって大切なことは、法令の文言のみならず、その精神まで主体的に遵守・実践しようとする組織文化を醸成すること」は、自分にとってコンプライアンスに取り組むための有用な知識となり得たと思う。
・コンパクトながら痛切な事例を盛り込む。 評価:
企業経営を進めるうえで、ややもすれば、おざなりにされてしまいそうなテーマ。それがコンプライアンスの経営者の関心における位置づけなのかもしれない。がこのコンパクトな新書は、必要となった背景、米国を中心とする「これはやらないと大変なことになる」という経緯、そして、日本における日本ハムや雪印など、記憶に新しい事件をきっかけとした従業員の方々の真剣な取り組み等痛切な事例を、限られた紙面の中で、実践にあたって必要なことがしっかりと伝わるように記されている。まず、問題を把握したい。そして、実践に移さなければならない。全社をそのように向かわせなければならない。そのような立場の方たちにとって、短時間で、深い洞察と実践のコツのつかめる好入門書となっている。
・コンプライアンスの重要性を知らしめてくれる 評価:
コンプライアンスの現状を知りたくてこの本を購入した。CSR等の最新の情報も折り込んでありたいへん役に立った。入門とは言えないが決して初学者にも無理ということはなく、実務的な「どのような体制を敷いたらよいのか」という部分に重点を置きまとめている。コンプライアンスを広い意味で捉えており、倫理的なものも含め「法令遵守活動」という意味で定義している。インテグリティ=「誠実さ」でありコンプライアンス経営は経営のインテグリティを確固たるものとすることが目的である。経営の基盤でありこれは最も重要とすべきものである。
関連書籍ピックアップ
・コンプライアンスの考え方―信頼される企業経営のために (中公新書)
(情報提供:アマゾン)