書籍情報
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著者 | 大前 研一 |
| 価格 | 1680 円 | |
| ISBN | 9784062141260 | |
| 出版社 | 講談社 | |
| 出版日 | 2007年11月9日 | |
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カスタマーレビュー (全 24 件 平均評価:
)
・圧倒されました 評価:
有名な先生の本ですが、僕にとっては新鮮で、圧倒されました。正直、わからない部分も多かったのですが、もう少し自分のレベルが上がったら、また読んでみようと思います。
保留ということで、★三つでした。
・平成維新は未だ 評価:
マッキンゼーでぶいぶい言わせていただけあって、彼の著書、彼の発案するビジネスの対象は、いわゆるエスタブリッシュメントと呼ばれる上流層ある。視点が高すぎて、一般市民には反感を買う物言いである。彼が戦略コンサルタントとしては成功したが、起業家として前職以上の成功を収めることができなかったのも、この視点の高さとは無関係では無いだろう。
95年の都知事選で、彼ほどの識者よりも庶民派で売っていた故・青島幸雄を選んだ東京都民の心情もこの本を読めばよく分かるだろう。
この本の出版後間もなくサブプライム問題を引き起こすアメリカの住宅事情を礼賛するような記述もあるので、彼の揚げ足を取りたい方はぜひ読んでみては。
しかし、怠惰で金の無い一般消費者には媚を売らず、理想を唱え続ける彼の終始一貫した姿勢には漢を感じざるをえない。日本と自分の未来に警鐘をならし、眠っている自己を奮い立たせたいマッチョな人にとって大前研一が絶好の薬であることは確かだ。
・実際に行動してみて なんぼ 評価:
大前氏の著書はどれも興味深く注目している。この内容が1,600円で買えるのには驚きだ。重要なのは、この本から自分にとってプラスになる行動がとれるかだ。注目はP252の世界の優秀なファンドをお手本に個人の投資を後追いさせる方法だ。例えば、シンガポールのGICのHPには、ニュースリリースがある。そこで登場してくる投資先と株価をリサーチしてみた。確かに将来有望な会社であり、提携発表後の株価の動きも参考になる。私のような素人の個人投資家には、新聞・雑誌の投資情報よりもよっぽど役立つ。しかも情報は全て英語なので、ビジネス英語の勉強にもなる。この1パラグラフのみが私の行動に直結した結果だが、それはたいへん貴重な情報であった。
・久しぶりに著者の良さを感じる一冊 評価:
これまで著者の作品はすべて読んでいるが、最近マンネリ化している感がある。
本書もこれまでの内容から見ると目新しさはないが、
内容はまとまっており、著者独自の視点と論拠がセットになった良書であると思う。
ただし、論拠は心理を題材にしているがゆえか、
いささか説得力(確からしさ)に欠ける部分も見られる。
全体的に、著者らしいシャープなメッセージが込められていて読んでいて気持ちがいい。
・思考の材料として 評価:
著者の主張は、「日本経済が悪いのは、日本人の心理のために1500兆円の金融資産が有効活用されておらず、心理を変える政策によって、それを消費・投資に回したり、積極的に資産運用を行えば、日本の経済力も上がる」と政策レベルの話と「日本人は、自分の人生のために、貯蓄の運用の仕方や金の使い方をもっと自分の頭で考えろ」という個人レベルの話に要約される。
上記の両レベルの話は、経済には心理が重要という心理経済学の主張につながっているが、経済学は効用を最大化するという合理的心理を持っ個人を想定しており、心理は経済モデルの中にそもそも内在している。従って、著者が声高に心理経済学を新たな発見のように書いているのには違和感を覚える。
心理経済学を主張すれのであれば、最低限、分析面においてもなぜ日本人の心理が他国の心理と異なるのか、日本人の過去におかれた状態において日本人の心理は合理的だったが、それが現在の社会経済情勢には合わない等との詳細な分析が必要であろう。
更に、資産運用利回り各国比較にインフレ率を考慮していない部分とか、この手の本にありがちな荒い統計の見方も散見される。また、、1500兆円の金融資産の活用方法において個別に賛成できない点も多い。
ただ、個人レベルの話はあたりまえだか、このあたりまえの話が日本人には中々難しいことや著者独自の多様な政策メニューについて読者が考えを巡らせるには役だつ。この本の価値は、あくまで自分で考える際の材料、鵜呑みは危険である。
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