書籍情報
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著者 | 中尾 政之 |
| 価格 | 735 円 | |
| ISBN | 9784334034146 | |
| 出版社 | 光文社 | |
| 出版日 | 2007年8月 | |
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カスタマーレビュー (全 11 件 平均評価:
)
・失敗のかなりの部分は予測できる。 評価:
失敗のかなりの部分は予測できると思う。
リスク管理という言葉がはやりだが、肝は、失敗を予測する点にある。
本書は、具体的な事例を紹介しながら、一つづつ潰していくという安全工学の基本に立っていると思う。成功するための方法は、安全工学を見ればよいと思う。
失敗学は、安全工学のための材料を体系化するための学問だと思う。
・類書の中ではイマイチ 評価:
失敗学の書籍は、最近多く出ているが、その中でもかなりまとまりの無い本だと思う。
工学的な内容が多い割には、専門的なところには踏み込んでおらず、新書なのに
一般人やビジネスマンが参考になりそうな説明は、ほとんどない。
もう少しわかりやすい解説を望む。
・失敗は回避できる 評価:
まず著者は千以上の失敗例から「失敗百選」という本を著してからそれを
41の失敗シナリオに集約しました。つまり類型化できるわけです。
41の失敗シナリオの分類は本書の表一覧にまとめています。
そしてそれらを主に3つのシナリオに分類しました。
失敗の主な原因は3つ
1.人間的な原因(ヒューマンエラー)
2.エンジニア個人の設計能力不良
3.エンジニア個人が所属する組織の問題
これら3つの内、2.と3.が多い。
また1.もそれなりの比率をもっているので、これらを総合すると
注意する事でかなりの失敗を未然に防ぐ事ができるそうです。
どうしようもない未知の失敗はわずか4%に過ぎません。
そのための打開策として第三構成要素などを著者は挙げています。
実際読んでみて失敗事例の強烈な印象のある事件、例えば信楽高原鉄道の
列車衝突事故やコンコルドの着陸後炎上事故などを挙げて、
どんな理由でその事故が発生したかその原理を説明しています。
みなさんの良く知っている事故を取り上げているから、その原因について
強烈に記憶に残るでしょうし、思わず読み耽らずにはいられなくなるでしょう!
・身近な事例が豊富 評価:
「歴史は繰り返す」とよくいわれるように「失敗も繰り返す」といえる。
他人の失敗を「他山の石」として生かしていくことが失敗学の原点だ。
本書では、過去の失敗から、将来起こりうる失敗を予測し、回避する方法
を提示している。
失敗の原因を探ると、いくつかの典型的なパターンに分類でき、ほとんどが
類似の原因を元にして起こっていることがわかる。
そして、その多くは予測できる。
失敗は、原因を突き詰めることにより回避でき、応用を効かせることにより
発展へとつながって行く。
明石の歩道橋事故、尼崎のJR脱線事故、エキスポランドのジェットコースタ
ー事故、シンドラーエレベーターの事故など、身近な例をたくさん使ってい
るので、話がわかりやすい。
また「事故が起こったら、さっさと責任者を代えたほうがいい。なぜなら、
事故直後は、責任者は気力を失い、組織のまとまりもなくなっているからだ」
というコメントは示唆に富む。
事故後のトップの失態により、世間の印象を悪くした例を私たちは多く見てい
るからだ。
変化の大きい時代は、失敗も起こりやすい。
失敗を予測することが、ますます重要になっていくことを教えさせられる一冊だ。
・難しいことを分かりやすく説明しています 評価:
→挑発的な題名ですが
中身は実直で、好感が持てます
ここ1〜2年の日本で起きた事件(失敗)が数多く載っており
興味を持って読み進めることができます
→それぞれの解説を効果的に行うためのイラストが
単純かつ分かりやすい!
「難しいことを分かりやすく説明する」のが一番難しいと言われますが
その見本だと思います!
→第3章が面白い!
少ないページ数ですが、多くの示唆が含まれています
「失敗」を多く調べ、評論するだけの本とは異なり
「成功」に続く「発想転換のヒント」を教えてくれています
→企業で働いた後に、大学で研究した著者ならではの
バランス感覚の良い本でした
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