書籍情報
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著者 | 新原 浩朗 |
| 価格 | 800 円 | |
| ISBN | 9784532193492 | |
| 出版社 | 日本経済新聞社 | |
| 出版日 | 2006年6月1日 | |
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カスタマーレビュー (全 6 件 平均評価:
)
・企業経営だけでなく、人の生き方にも示唆のある素晴らしい書 評価:
優れた企業とは、どのような企業なのか。
この本では、我が国に存在する多数の優秀企業に対する丹念な事例調査から、6つの条件を導いている。
見開きには、それらを要約した結論が示されている:「自分たちが分かる事業を、やたら広げずに、愚直に、真面目に自分たちの頭できちんと考え抜き、情熱をもって取り組んでいる企業」
世のため人のために愚直に取り組むことが成功の条件である、という結論は、多くの企業を勇気づけることと思う。ひたすら地道な事例分析とその解釈に基づいており、変にアカデミズムにとらわれていない点が素晴らしい。(冒頭でも、既存の経済学や経営学は、理論的な仮説にとらわれて本質的な議論から乖離することが多いと批判している。といいつつも、各章の補論において理論研究との接点を論じている)
これは経済産業省紙業生活文化用品課長(当時)による著書であり、上述のようにあくまで事例と現場実感に立脚している点が素晴らしいが、一方で分析プロセスが不透明なところもある。
「筆者の結論は」といきなり結論が述べられているところが時折ある。
でも、その主張に説得力があって、多くの示唆があるのだから、それで良いとも思う。
この本は徹底して日本の企業を日本の文脈で分析したものだが、主に米国企業を分析した『ビジョナリー・カンパニー』(日経BP出版)も併せて読むと、とても参考になる。共通点がとても多いことに気づく。
・良い会社とは 評価:
自分たちが分かる事業を、やたら広げずに、
愚直に、真面目に
自分たちの頭できちんと考え抜き、
情熱をもって取り組んでいる企業
(冒頭より)
仕事柄、あんまり業績の良くない会社さんの調査をしたりするのですが、いつも思うのは「身の丈にあった経営」の大切さですね。
意外かもしれませんが、会社って赤字になるだけじゃつぶれないんですよね。
つぶれる時は必ず資金繰りに詰まったときで、だいたいそうなる会社というのは(業種にもよりますが)、なにかしら「余計な事業をしている会社」なんですよね。
あんまり科学的じゃないかもしれないですが、お金を回転させることで儲けようなんて考える会社よりも、着実に何かしらの目に見える価値を世の中に提供する会社の方が尊いよなあ、やっぱり、と思わせてくれる本です。
・一つことに集中 評価:
日本を代表する企業がなぜ大企業になれたかを経営者、企業の仕組みから
研究した一冊。
モータだけに専念したマブチモーター、任天堂、花王などの成功体験から
多くのものに手を出すのではなく、あくまで得意分野を極めることが大切
なことがわかる。
キャノンの成功体験には、その後暗い影を落とす「偽装請負」のにおいも
感じられて興味深い気がする
・欧米経営書の視点を日本企業でも再確認 評価:
エクセレントカンパニーやビジョナリーカンパニー等、
これまで欧米で研究されてきた
「優秀な企業の秘訣」を日本企業を題材に研究されたもの。
本書を読んで、上記の欧米経営書との共通点が数多くあるように感じました。
結論としてはこれまでの欧米で発表されている経営書と
さほど変わらないかもしれませんが、
日本の企業の実例に沿って、しかも噛み砕いた言葉で
丁寧に解説してくれているので
とても読みやすく、納得させられました。
・企業も王道を愚直に進むものが勝利する。 評価:
文庫化されて買いやすくなった。
花王やシマノやキャノンといった、日本を代表する優秀企業を中心に、そうした企業に共通する傾向を6つにまとめて論じている。
実例も豊富なので、読みやすいし、仕事を考える上で参考になる。
補論も充実しているのだが、こちらは研究的な文章で難しく、ななめ読みした。
研究の結論として「自分たちが分かる事業を、やたら広げずに、愚直に、真面目に自分たちの頭でできちんと考え抜き、情熱をもって取り組んでいる企業」という、すごく健全なものに行き着いている。これを読んで、それでいいんだなと思うと同時に、日本の優秀企業の健全さに、本当に安心してしまった。
ビジネスも、王道をコツコツいかないと成功できないものなんだと、納得できた。
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