書籍情報


松下電器の経営改革 (一橋大学日本企業研究センター研究叢書 2)

松下電器の経営改革 (一橋大学日本企業研究センター研究叢書 2) image 著者伊丹 敬之、田中 一弘、加藤 俊彦、中野 誠
価格3570 円
ISBN9784641163102
出版社有斐閣
出版日2007年12月25日
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カスタマーレビュー (全 3 件 平均評価:)

あ    評価:
有斐閣書籍編集第2部(たぶん)の新刊。 パナソニックは日本的経営の代表選手であるから、その経営改革はすべての日本企業の手本になるはずだ、という信念がヒシヒシと伝わってくる良書。 V字回復というわかりやすいサクセスストーリーだが、緻密な分析で単なるビジネス書とは一線を画している。ノウハウがつまったビジネス書ではないが、読む奴が読めば学べるところが非常に多いのではないかな。 まあ金があるから改革やれるってのもあるんやけどな。人を大事にしつつリストラをするってので、管理職に特別退職金で月給50ヶ月分+アルファとか。億もらってるんちゃうの? 松下幸之助の亡霊、という人もいるかもしれないが、パナソニックでは松下幸之助は亡霊ところかまだ生きてるってのがよくわかるわ。 パナソニックへの改名も、そのニュースだけ聞くと松下幸之助への不敬であるぞ、とか思ってしまうが、本書で言及される一連の改革の中に位置づけてみればそれが英断であることがよくわかる。

完結かつ詳細    評価:
「経営理念以外のものは全て変える」という号令のもと行われた、 いわゆる「中村改革」について体系的にまとめられた一冊。 松下幸之助の「経典」が、その本質ではなく表層で捉えられた中で生まれてきた数々のひずみや肥大化を、その根本からひとつひとつ、いかにして解決していったのか。ポイントを絞りつつも、詳細に分析している。 これは、いわゆる「V字回復ドキュメント本」にありがちな、ヒーロー賞賛ストーリーではない。 改革以前と比べ、グループのドメイン、人事制度、営業体制、マーケティング体制がどう変わったのか。その実際を明らかにしていくなかで、あらためてこの改革を断行したトップ、そして松下という企業、そして創業者の凄さが浮き彫りになってくる。 ビジネスストーリーとしても経営の実用書としても、興奮して楽しめる一冊です。

文句なく、ここ数年来の名著    評価:
細々とした批評は無用。 文句なく、ここ数年来の名著。 こういった骨太の書籍が数多く出版 されることを願ってやまない。

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